【作る楽しさと愛着】
ワラーチを愛用しているほとんどの皆さんがそうだと思いますが「Born to run」を読みワラーチを知りました。
そして、日本にもワラーチを自作している人がいる事をネットで知り、走りもしないのに自分も作ってみたくなり材料を東急ハンズへ探しに行って見よう見まねで作ったことが始まりでした。
「走る道具を自分で作る」考えてもみなかった事だった。
紐の結び方が複雑で出来たと思って走ってみてもうまくフィットしてなかったりする。試行錯誤しつつも最初は中々うまくいかなかった。ネットで検索して調べてみると海外にも多くのワラーチメーカーがあり、良さそうな結び方を観察し実際に結んでみて感触を確かめた。納得のいくフィット感に調整できた。こんなシンプルな履物でも「何の問題もなく走れる」ちょっと驚きだった。そして「自分が作った事」と「自分で調整した事」でとても愛着が出た。
そんな経験を皆さんにも体験してもらいたくて
セレクトした材料をひとまとめにした「DIYキット」
を作りました。
こだわったポイントとしては、
【シンプルであること】
ララムリのワラーチの様なタイヤと革紐のみとはいきませんが、なるべくシンプルな構成で且つ簡単に調整出来る様考えました。
【パーツが交換可能】
ワラーチの特徴でもあるのですがストラップが地面に接地してしまう作りの為、使っているとストラップが切れる事があります。
走り方にもよりますが自分の場合は1000キロくらいで交換しています。紐が切れたら新品に買い換えるのではなく、紐だけ交換する事が出来るようにパーツを組み合わせました。自分好みの紐を探してカスタムして楽しむのもいいでしょう。
【手に入りやすい素材】
紐が切れた時には3ミリの丸紐と15ミリの紐であれば耐久性に違いはあれど使う事が出来ます。アウトドアショップや洋裁店やネットで手に入る材料を使って自分のオリジナルなワラーチにしても良いと思います。
【履きこむほどに足に馴染むソール】
履き始めはまっすぐな板状のサンダルですが、履き込むほどに自分の足の形に沿って変化してきます。新品よりずっと履きやすくなっている事と思います。